令和5年度 事業計画
重点目標
- 経営基盤の安定化を図るため、行政との意思疎通を強化して新しい連携の仕方を検討協議します。
- 福祉ネットワークの充実に取り組み、町民のニーズを的確に把握して、それに対応した福祉サービスの提供に努めます。
- 経費節減と業務の効率化を一層強化し、更なるコストの削減をはかります。
事業内容
(1)役員会等運営事業
- 理事会(年6回程度)
コスト低減のため定員数を削減しますが、内容をより活発にして、適正な業務執行を行います。 - 評議員会(年3回程度)
定員数を縮小しますが、役員の選解任、予算・事業計画および決算・事業報告などの決議を通じ、法人運営の牽制・監督を強化します。 - 監事会(年4回)
業務執行状況や法人の財産状況などの監査を行います。 - 三役会議(随時)
会長、副会長、事務局長により、法人の業務執行を行います。
(2)企画・運営事業
- 広報活動の活性化
「社協だより」の内容をより充実し、社協の事業内容を広く町民に紹介します。 - 平泉町社会福祉大会の開催
昨年度から隔年開催としたが、開催年にあたる今年度は、規模を縮小するなどによりコストを抑え、新型コロナ対策に応じた方法で実施します。 - 平泉町福祉施設関係者との連携強化
昨年度に実施する計画しましたが、種々の事情から開催できませんでした。
今年度は行政と協力して町内福祉施設との交流会を実施し、情報提供と共通課題の解決をはかります。 - 地域福祉懇談会の実施
昨年度は新型コロナ感染拡大防止などから開催を見送りましたが、行政と連携を取り新型コロナ対策に応じた開催の在り方を検討して実施します。 - 経営基盤強化対策プロジェクトチームの開催
経営的に健全で安定した法人とするために設置した経営基盤強化対策プロジェクトチームを今年度も引き続き開催します。 - 地域福祉活動推進計画の策定
第3次平泉町地域福祉活動推進計画に着手し、年度内完了を目指します。 - リモートワークの環境づくり
より効率的な運営をはかります。
(3)福祉活動センター(アピュイ)の運営事業
- 地域子育て支援センター拠点事業(ひろば型)
・子育て親子の交流の場を提供します。
・子育て会員相互活動の調整をします。
・子育てについての相談・助言をします。
・子育てに関する情報を提供します。
・その他子育てに関することを行います。 - ボランティア活動支援事業
・ボランティア団体連絡協議会との連携をはかります。
・ボランティア活動に関する研修等を実施します。
・ボランティア活動資金を斡旋します。
・ボランティア保険等の加入を促進します。(保険料補助の検討) - サマーボランティアスクールの開催(7月~8月)
継続実施し、児童生徒の福祉への関心を高めます。 - 福祉有償運送事業
行政と受託事業化について協議するとともに、利用者およびボランティアの増加をはかります。 - 訪問給食サービス事業
行政と受託費の見直しを協議するとともに、利用者の増加をはかります。 - なやみごと解決センターふくし相談所運営事業
ふくし相談、法律相談、障がい者相談、成年後見制度の相談を受け、問題解決をはかります。 - 生活困窮者支援事業
・講演会、シンポジューム(パネルディスカッション等)、講習会などを開催し、町民への周知をはかります。
・フードバンクの更なる活性化をはかります。 - 平泉成年後見センター運営事業
成年後見制度について、広く町民や福祉事業者および専門家などに周知普及するため、講演会や講習会を開催します。 - ふれあいサロン支援事業
地域住民が主体となって、支え合いを強化し、高齢者の見守りも兼ねた引きこもり予防を目的とした活動で、今後も行政と連携して活動を強化します。 - ほほえみカフェ平泉の運営事業
・認知症の人または認知機能に不安のある人およびその家族や認知症に関心のある人が気軽に話し合える場を提供します。
・行政と受託費の見直しを協議します。 - 障がい者支援事業
心身の不自由な児童(者)を守り、その福祉向上普及に努めることを目的とする「身体障害者協議会」、「手をつなぐ会」の事務局として同会を支援します。 - 車いす体験会の実施
車いす利用者と健常者のふれあいの場を提供すべく、体験会を継続実施します。 - 貸館事業
アピュイの会議室、相談室を非営利団体に貸出し利用していただきます。
(4)資金貸付事業
- たすけあい金庫貸付事業
失業や疾病等による一時的収入減等により、生活維持が困難になった世帯に対し、応急的な資金として無利子で貸し付けを行います。(貸付限度 50,000円) - 生活福祉資金貸付事業
低所得世帯や障がい者世帯などの経済的自立と生活の安定を目指し、生活援助を目的とし、無利子や低利子で資金貸付を行います。
(5)募金活動事業
- 赤い羽根共同募金運動事業
・募金活動に対して、町民の参加意識を高めるため、幅広い募金活動を検討します。
・募金のできる自販機を昨年1台増設しましたが、更なる増設を検討します。 - 歳末たすけあい運動
- 福祉基金への協力依頼
(6)訪問介護事業
昨年度拡大した事業区域の活動をさらに広めます。
- 指定訪問介護事業所の運営
- 指定総合事業の運営
- 指定障がい者福祉サービス事業
- 平泉町障がい者等移動支援事業
(7)災害時避難支援
町の防災計画に基づき、町内で災害が発生した場合の町外、県外からの応援ボランティア受付対応を行う。そのため、災害ボランティアセンターの設置・運営について、行政と協議します。